今日は神様からのプレゼント

神様と共に今日を生きる

遥かに仰ぎ見る天国~散骨に参加して


 はじめて海での散骨葬儀に参列しました。故人は長年大変お世話になった方です。喪主は残されたご主人でした。私たちに子供もいない何十年も前、サンクスギビングの日にレストランはどこもお休みで、行くところがなくてご夫妻の家に押しかけて、楽しい一日を過ごさせていただいた、温かい思い出があります。参列者の方々みなさんがそれぞれ故人やご夫妻にお世話になった思い出がある方々です。


 その日は穏やかな日差しで我が家からまっすぐに太平洋に面したロングビーチ港に車で向かって40分。たちまち、別世界に到着しました。12時30に始まるということでしたが参列者はすでに港に集まっていました。
 海の上は寒いときいていたので、防寒も、また酔い止めの薬までのんで用意万端。
すぐに出発となりました。10名の乗員には十分の大きさの船でした。


 今回はあまり沖には出ない上に、式のときだけ甲板に出るというので、一安心。船室はとても快適でした。                           


  遺影と遺灰が入ったバスケットが花で飾られていました。外にはクイーンエリザベス号が見えてとても良い風景でした。


 そろそろ式の始まる時間になって防寒を確かめて全員甲板に上がりました。


 少し揺れを感じながら、まず、全員で讃美歌、「はるかに仰ぎ見る」をアカペラで空に向かって歌いました。牧師先生のお話とお祈りがあり、いよいよ散骨です。
 全員が綱引きのときのようにバスケットにつないだ綱の先が渡され、すこしづつ手放していってバスケットは海底に沈み、続いて一人ひとりに渡された一輪づつの花をそれぞれが故人を偲びながら、海に向かって投げて献花しました。
 すぐにバスケットは海底に沈み、花々が海に漂いました。


 静かな海でした。

 
  み国(天国)にむかった故人をお送りできた直後、こんな大きな鳥が空いっぱいに自由自在に飛んでいました。


「はるかに仰ぎ見る 輝きのみ国に 父の備えましし 楽しきみすみかあり、・・・
 輝くみ国にて 憂きも悩みもなく 楽しき声あわせて 絶えず共に歌わん
 われらついに  輝くみ国にて  きよき(聖)民と共に み前に会わん」


補足: はるかに仰ぎ見る 讃美歌488番、新聖歌517番 
         















輝くみ国にて憂きも悩みもなく 楽しき声合わせ 絶えず共に歌わん われらついにみ国にてにてきよき民と共にみ前に会わん

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