歯医者さんの帰り道に近くだったこともあり、久しぶりに大好きなイン・アンド・アウト・バーガーに寄りました。いつもその混み方は、尋常ではないのですが、まだお昼時間には３０分ほどあったので、大丈夫かと思い、手抜きで（幸い夫も好きなので）昼食をここで買って帰ることにしました。

ドライブスルーのための自動車の列はすでに埋めつくされていましたが、いつもみつからないパーキングスペースが容易に見つかり、中に入って驚いたのは、いつもは若いお客でしめられているのに、なんだかシニアの人たちが多くいました。ひょっとして、大谷選手が先日のインタビューで好きなハンバーガーとして名指ししたからでしょうか。

私たちの年齢層はハンバーガーなどはあまり好みではないのですが、ここのだけはおいしい上に安価、健康にも良い素材を使っているので、時々食べたくなります。また若いきびきびした店員がとても親切です。またファーストフードと銘打っているだけあってあまり待たせません。

ここの特徴は健康によいことを考えて、フレンチフライはこの上の写真にあるように生のジャガイモを機械に入れて棒状にし、すぐ左にあるフライヤーに入れて揚げます。他のファーストフードレストランでは、すでに冷凍された棒状の物を使うのですが、ここでは新鮮なものが食べられるわけです。

１９４３年にカリフォルニアの今私たちが住んでいるところからさほど遠くないロサンゼルス郊外で始まったファミリー経営のものですが、経営方針がよいからでしょう。安価でオーダーの種類は３種類しかないのも賢い経営です。

カリフォルニア中に多くの店舗を持っています。NY に住んでいる息子が帰ってくると、NYでは食べられないからと、ここのハンバーガーを必ず食べてから帰るくらいです。

その精神は創立者がクリスチャンであることに由来していると思います。

飲み物のカップの後ろにはひそかに John 3:16  (ヨハネ伝３章１６節）と書かれています。キリスト教の代表的な聖句「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった。それは御子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」の聖書の言葉です。

フレンチフライの紙皿の裏には、Proverbs 24:16（箴言の書２４章１６節）「正しいものは七たび倒れても、また起き上がる。しかし、悪しきものは災いによって滅びる」

この写真の右下はハンバーガーの包みですが、そこには　Reveration 3:20（黙示録３章２０節）とありますね。「見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでも私の声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいってかれと食を共にし、彼もまた私と食を共にするであろう。」とあります。

北カリフォルニアのサンロレンゾキリスト教会島田直牧師は、日本からのお客様をここに必ずお連れしてこの聖句から伝道されています。

大谷選手がイン・アンド・アウト・バーガーのおいしさどころではない、天国の恵みの素晴らしさを知ってくれたら・・・・・
私たちクリスチャンの祈りです。

補足：自動車でオーダーするお客には窓口に行く前にこのように店員が車のあるところでオーダーをとっています。