花の力、希望、命
イースターの直前にこのお花が届けられました。差出人の名前がなく、私の名前が旧姓で書かれていて差出人の場所にコロンビアと書かれていました。ウサギが見えますか?
差出人だけではなく、中身がなにかわかりません。厳重に包装されていたので、丁寧に開こうとすると、"Water " とも書かれていました。
水が入っている? たてにして開かなければならないという指示に従って開いていくと
いろいろな棒や網の小道具を使ってしっかりと動かないように湖底されていて、なんとこの花籠がでてきたのです。かなり高そうなお花です。私のシークレットアドマイヤ―がコロンビアの国にいるのかと、不思議に思いながら箱に書いてある連絡先に電話をすると、それはアメリカナンバーの会社で差出人は親しい友人だとわかりました。
私の誕生日を祝って贈ってくださったことがわかりました。先日のブログに物をふやしたくないので、プレゼントとして受けとりたいものは、食べ物か、お花だと書いたからでしょうか?
ごらんください。菊やバラにはネットがかぶさっていてオアシスにたっぷり水がしみこませてあるのでしょう。どっしり重いです。
美しさもですが、この配達への配慮と箱の作り方に感嘆しました。そして送り主にお礼の電話をかけると、これは花やさんからではなく、Costcoからだそうでコロンビアから輸入している花だとわかりました。
アメリカの花への第一輸出国がコロンビアなのだそうです。飛行機の輸送代をかけても採算があうのですね。
前からとっておいたコスモスの種の袋を思い出しました。とても良い言葉が書いてあったからです。
「種をまくときには希望が、そして花が咲くときに生命が。」
花かごの花は、もう一週間たつのに、水がたっぷり与えられ、今日も私に希望と命の素晴らしさを教えてくれています。
竹下弘美