自分にできることは?
これはこの頃私たちが愛用しているコーヒーです。
このピザもコーヒーと同様、かの有名な俳優の亡きポールニューマンが設立した「ニューマンズ・オウン」という会社で作られているものです。四半世紀に及ぶ運営で挙げた、2億2000万ドルの純利益を全額恵まれない子供たちに寄付。1993年にはその功績に対しアカデミー賞のジーン・ハーショルト友愛賞が贈られたそうです。彼が亡くなった後もこの財団は続けられています。
Tom's shoesをご存じですか?とても履きやすい運動靴ですが、これは一足買うと一側アフリカの子供たちに靴が配られるというものです。
猫好きな知人がオアフ島で猫の城を作り、そこは野良猫たちが200匹も収容されていました。創始者が亡くなっても運営が続けられるようにされているそうです。
つい最近、日本人でも大谷選手が日本中の子供達にグローブを配布しましたが。
「次の寄付、バットはいかが大谷さん」 友人の新田邦子さん作の川柳です。
お金でなくても私たちにできることはあります。
急に教会の豊岡真奈美さんが髪の毛を切ってきました。
きいてみると、今まで3か月のばした髪を切ったのだそうです。いつもアップにしてらしたので、こんなに長かったとは知りませんでした。元の写真を見せてくれました。
長い髪を切ったのは医療用ウイッグのためだそうです。というよりも、ドネーションするために3か月のばしていたのでしょう。
そのためには、パーマネントをかけたことがないことなどいろいろ条件があるそうです。これは癌の治療の副作用で髪の毛が抜けている患者さんのためのウイッグに使われるのでしょう。
このようにお金だけではない、自分のもっているもので社会に貢献できますね。それはお年寄り(私自身が年寄りですが)や身寄りのない方に電話したり、手紙を書くことでもよいし、考えたら、身近にいろいろあります。
私たちはいくら物をもっていても天国にはもっていけないのですから。
「主(神)は与え、主(神)はとられる。-旧約聖書ヨブ記1:21」
私たちの才能も身体も時間も天国に行く前に存分に使い果たしましょう。天国では何もいらないようですから。
竹下弘美