今日は神様からのプレゼント

神様と共に今日を生きる

ローズパレード2024 “明日を信じて”、“愛を育てよう”、”平和“



今年日本では、ハッピーニューイヤーどころではない年の始まりでしたね。こちらカリフォルニア州パサディナ市ではコロナのためにしばらく中止されていたローズパレードが三年前に再開し、今年も盛大に行われました。
毎年アメリカ全土が注目する、生きたお花を使って作ったフロートが出し物のパレードです。それも今私達が住んでいる町の隣町でのイベントです。この冒頭の写真のフロートは私が住んでいるアルハンブラ市の出し物です。



何台ものフロートがすべてお花や植物で作られていて、それはお店や企業また市からの出展もあり、それだけではなく、アメリカ各地から高校生の団体のマーチングバンドの団体の演奏などが立て続けに2時間行われます。昨年に続き、今年も日本からは愛知県の高校のバンドが出場しました。
会場のパサディナ市のコロラドブルバードの道の両側は観衆でぎっしりになります。前の晩から泊まり込みで寒い歩道で一晩を明かす観客もいます。


1890年に始まったこのパレードはおもにアメリカ東部や中西部からカリフォルニアに移住してきた人たちが中心となって、いかにカリフォルニアが暖かいか、冬でもバラが咲いている、ということを祝おうということで始まったそうです。


昨年は思いがけず、切符が手に入り、何十年ぶりかで道路に座って見ることができました。ここに載せた写真はその時目近で撮ったものです。以前は近所で出番を待っているフロートを自転車で見に行っていました。



これが何年か前の自転車で見に行った時の写真です。目の前で見ました。黒い部分は海苔だそうで、白いのはお豆です。よくもこんなに多くの花を死なせないで、この日にちょうど良い感じで制作できるものと驚きの一言です。もちろん、制作には大勢のボランチティアの人たちの働きがあります。


今回はテレビで見たのですが、気がついたのはフロートの題です。この大変な世界情勢の中、題は、”明日を信じて“、とか  ”愛を育てよう“、"平和” とみんなが願っていることでした。



「老人たちは夢を見る」という聖書の言葉がありますが、今こんなにすさんでいる世界がどうなっていくのか、憂いしかない年明けです。私の老人としての夢?、それは世界平和しかありません。



余談:この写真は馬の後をついて糞をかき集める仕事をしている人たちです。昨年見に行った時に初めて見て驚きました。多くの馬が出場するので、欠かせない仕事です。テレビでは放映されていなかったものだったからです。ところが今回番組の中ではなく、テレビのニュースでその仕事をボランティアとしてやっているご婦人のインタビューがありました。その方は何十年も楽しんでこの奉仕をしているということでした。また友人の内田洋子さん宅では昨年から毎年日本からのマーチングバンドの学生さんの宿泊所として家を提供し、お世話しています。多くの人たちの影の力があるのですね。

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