熟するということ
いただいた渋柿をお米の中に埋めこみました。5日ぐらいしたところ、こんなに熟してとても甘くなりました。あの渋さはどこに行ったのでしょう?
このようにお米の中につっこんだだけです。
熟年という言葉がありますね。調べてみましたら、45歳から65歳を指す言葉だそうです。
ちょうど人生の酸いも辛いも味わって、いろいろな事に立ち向かえるようになる年齢で、仏教で言えば(私はクリスチャンですが)悟りを得るころということでしょうか。
このお二人をごらんください。熟年をとおりすぎていらっしゃいますが、内からの美しさが出ていませんか?左南杏子さん、右高田弓子さん。お二人の美しさはそれぞれが今までの人生いろいろなところを通られてきた故のものだったと思わされ、写真を撮らざるをえませんでした。
そういえば、「人生の海の嵐に」という讃美歌がありました。お二人とも人生の嵐を超えてこられた方々です。
聞くところによると、野球のグローブも新しい時には皮が固くて、とても使いにくいそうですが、使っているうちにかしなやかになって使いやすくくなるのだそうですね。
ましてや老年期のシニア、なにがおこってももう動じない、そんな境地になっています。ぞんぶんに楽しみましょう。
こちらはまたその上の世代、99歳になりたての篠田はるみさん。
そしてもうすぐ100歳になられる織田菊子さんです。お二人とも熟年を遥かに超えて天に向かって輝いています。
昔あの有名なパールバックの年を取ってからの顔を見て感動したことがありました。皺はありましたが、いかにも人生を生き抜いたという感動的な顔でした。
私も彼女のような顔になれるでしょうか。まだまだかな?